
漫画『黒妖の花嫁~忌み嫌われた私が冷酷大尉に愛されるまで~』は、異形の容姿を持つヒロインと混血の青年が織りなす、切なくも美しい純愛物語が胸キュンだと評判の和風ファンタジーロマンスです。
この記事では漫画「黒妖の花嫁~忌み嫌われた私が冷酷大尉に愛されるまで~」のあらすじやみどころについて軽いネタバレありで解説します!
黒妖の花嫁 作品情報
- 原作:宮之みやこ / 作画:音中さわき
- 出版社:ファンギルド
- 掲載:comicスピラ
- ジャンル:恋愛ファンタジー
黒妖の花嫁 あらすじ
舞台は江戸時代から明治時代の日本をベースにした異世界・大和場帝国。
人間と夜妖人(妖怪のような人種)が共存する世界です。
髪も瞳も真っ白な異形の容姿を持つ主人公・小山内郁は、継母や義妹・華蓮から虐げられ、使用人のような扱いを受けていました。
そんな郁の人生に転機が訪れたのは、名家・桐島家の次期当主であり特殊部隊の隊長を務める桐島昴大尉が、多額の結納金を提示して郁を娶ったときから。
「この結婚は政略結婚だ。幸せになれると思うな!」と冷たく告げる昴でしたが、実は彼も家族から疎まれて生きてきた境遇を持っていて――。
黒妖の花嫁 見どころ&感想(軽いネタバレあり)
郁には家族が知らない秘密がありました。それは夜妖人と会話ができるという能力。
昴が郁を娶った理由は、郁の母・糸原家の血筋が欲しかったからでした。
当初は冷たかった昴ですが、時折垣間見える優しさに郁の心は癒されていきます。
そして昴もまた、郁に不思議な安らぎを覚え始めるのです。
ある月食の夜、昴に隠された真実が明らかになります。
そして郁が昴に触れた瞬間、予想外の出来事が起こり――。
実は郁が受け継ぐ糸原一族の血筋には、特別な意味があったのです。
二人を結びつける運命の糸とは……?
よくある設定ではありますが、独自の魅力がある作品だと思います。主人公の持つ特別な匂いや血筋など、気になる要素が散りばめられています。
特に疑問なのは、なぜ母方の糸原家が郁を助けなかったのかという点です。この謎が物語にどう関わってくるのか興味深いです。
主人公・郁はしっかり自分で行動できる健気な性格で好感が持てます。また、相手役の昴にも複雑な事情があることが明らかになり、他の作品との差別化ができている点が面白いと感じました。
黒妖の花嫁 おすすめポイント
- 和風ファンタジーの世界観が美しい
- 異形の容姿を持つヒロインと混血の青年の純愛が切ない
- 虐げられていたヒロインが溺愛される展開が胸キュン
まとめ
この記事では、漫画「黒妖の花嫁~忌み嫌われた私が冷酷大尉に愛されるまで~」のあらすじやみどころについて軽いネタバレありで解説しました。
家族から疎まれて生きてきた似た者同士の2人が、お互いに心を開いていく過程が切なくも温かい作品です。
政略結婚から始まった関係が、深い信頼と好意へと変わっていく姿に心打たれます。
「和風ファンタジー」「政略結婚」「溺愛系」が好きな人におすすめ
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