『傷モノの花嫁』ってどんなお話なのかな？
「傷モノの花嫁」は、高い霊力をもつ少女・菜々緒の運命が紅椿家の当主・夜行と出会ったことで変わり、新たな人生を歩む姿を描いた恋愛ファンタジーです。
この記事では漫画「傷モノの花嫁」のあらすじやみどころについてネタバレありで解説します！
傷モノの花嫁 基本情報
| 著者 | 友麻碧（原作）/ 藤丸豆ノ介（作画） |
| 出版社 | 講談社 |
| 掲載誌 | Palcy |
| ジャンル | 恋愛 |
| 単行本巻数 | 既刊8巻（2025年10月現在） |
ここから先はネタバレを含みます！ご注意ください！
↓
傷モノの花嫁 あらすじ
五家の1つ白蓮寺家の霊力の強い少女・菜々緒は、15歳で白蓮寺家の次期当主・麗人と結婚する予定でした。
しかし、菜々緒に嫉妬したいとこの暁美の策略により「傷モノ」となってしまいます。
その日から、菜々緒は猿面をつけさせられ話すことも禁じられるつらい生活を送ることに。
ある日、菜々緒は里を訪れた紅椿家の当主・夜行と出会います。
その後、妖虫からいとこ・暁美の娘を守る菜々緒の姿が子供を襲っていると誤解される事件が起こります。
誰にも信じてもらえず、暴行をうける菜々緒でしたが、夜行が現れ事件の真相が明らかとなります。
そして菜々緒の傷の手当をしようとした際、顔をさらした菜々緒の美しさに夜行と麗人は惹かれるのでした。
夜行は菜々緒を妻に迎えることを宣言し皇都に連れて行きますが、実は夜行にも秘密があり……。
ポチップ
傷モノの花嫁 見どころは？
それでは順番に見ていきましょう。
運命を変える出会い
一番の見どころは、今まで人扱いされなかった菜々緒が、夜行との出会いで自分の居場所を見つけ、新しい人生を歩み始めるところです。
「自分は価値のない存在」と思い込まされていた菜々緒にとって、夜行は「傷モノ」である自分をそのまま受け入れてくれた初めての人物。
それゆえに夜行の真意や正体を知っても、夜行のすべてを受け入れたいという菜々緒の気持ちは揺るぎませんでした。
そんな一途な菜々緒に、紅椿家で報われてほしい、幸せをつかんでほしいと応援せずにはいられません。
美しい作画
「傷モノの花嫁」は、人物からあやかしに至るまで丁寧に描かれた美しい作画が魅力的です。
特に、男性キャラクターが放つ妖艶な雰囲気は見逃せません！
そして、かっぱのあやかしはめちゃくちゃ可愛いです！
背景や小物は細部までしっかり描かれており、物語の世界観に自然と引き込まれます。
着物や和風の背景、あやかしのデザインなども含め、和風ファンタジー好きの心をくすぐるビジュアルがちりばめられた作品です。
菜々緒と夜行の恋愛のゆくえ
ストーリーの中心となるのは夜行と菜々緒の恋愛模様。
2人が互いの傷を理解し支え合いながら絆を深めていく様子が丁寧に描かれていきます。
そしてそんな2人の前に立ちはだかるのは、菜々緒を傷つけた元許嫁やいとこ。
元許嫁の麗人などは、ひどい扱いを菜々緒にしてきたくせに、夜行が連れ去ると惜しくなり取り返そうとする最低ぶりです。
「今さら！？」と言わずにはいられません！
そんな一筋縄ではいかないキャラクターが絡むことで、さらにドラマチックな展開となっているのも見どころです。
傷モノの花嫁 登場人物
菜々緒（ななお）
名門・白蓮寺家の次期党首・麗人の許嫁だったが、あやかしに攫われ額に妖印を入れられたことで「傷モノ」となり、ひどい扱いを受けていた。
高い霊力を持つ。
紅椿 夜行（べにつばき やこう）
退魔の一族・紅椿家の当主。
「皇國の鬼神」と呼ばれている。
菜々緒の霊力の高さに気づき、妻として迎える。
白蓮寺 麗人（びゃくれんじ れいと）
白蓮寺家の次期当主。
菜々緒の元許嫁。
白蓮寺 暁美（びゃくれんじ あけみ）
菜々緒のいとこで麗人の妻。
菜々緒に嫉妬心を抱き、陥れた張本人。
まとめ
この記事では、漫画「傷モノの花嫁」のあらすじやみどころについてネタバレありで解説しました。
「傷モノの花嫁」では、霊力を持つ菜々緒と紅椿家当主・夜行の恋愛模様、そして菜々緒が新たな人生を歩んでいく姿が描かれています。
和の風情があふれる美しい作画とともに、キャラクターたちの複雑な関係が紡がれるドラマティックな展開が魅力の作品。
電子書籍サイトのコミックシーモアを利用することでお得に読むことができるので、ぜひチェックしてみてください！
