奪われた僕たち3話ネタバレ！あらすじと考察、感想◆堺と光見の接点が明らかに

この記事では、ドラマ「奪われた僕たち」第3話のあらすじをネタバレありで解説します。

第2話では、光見（荒牧慶彦）の「活動」を撮影することになった堺（須賀健太）が、光見の考えに触れることで、その気持ちに変化が訪れるようすが描かれました。

自分の本当のきもちに向き合おうとする堺…。

第3話では、光見も自分と同じ被害者遺族なのではと疑問を抱いた堺が、光見について調べ始めます。

それでは、「奪われた僕たち」第3話ネタバレ！あらすじと考察、感想をご紹介していきます！

前回（第2話）のあらすじと考察、感想はこちら

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ここから先はネタバレを含みます！ご注意ください！

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「奪われた僕たち」第3話　あらすじ

「奪われた僕たち」第3話のあらすじをご紹介します。

堺の苦悩

真実を伝えたはずの自身のドキュメンタリー作品が、被害者遺族を苦しめる要因にもなっていたこと知り、堺（須賀健太）は苦悩していました。

光見（荒牧慶彦）のもとを訪れ、自分は間違っていたのかと吐露する堺。

そして堺は光見も実は被害者遺族で、だから今の思考に至ったのではと問います。

しかし光見は渡した資料が全てだと言い、気になるなら調べてみてはと堺を焚きつけるのでした。

光見の元担任の話

光見が通っていた高校を訪ねた堺。当時の担任から話を聞くことができました。

• 成績優秀でまじめ
• 当時からピアノが上手く有名
• 目立つタイプではないがカリスマ性があった
• 竹下という生徒が光見を慕っていた

光見が連続殺人を犯すようになった原因を知りたかった堺ですが、この程度の情報しか得られず、あまり成果はありませんでした。

恐るべき計画

その日の夜、堺は光見から次の計画を告げられます。

それは都内で無差別テロを起こすというもので、堺は光見の思想に反していると抗議します。

しかし光見は誰もが傍観者や間接的な加害者になりうると分かっていながら、便利だからとSNSや車などを手放さず、抗議もせずテレビを見ているだけという時点で、みんな罪を持っているのだと持論を展開。

さすがに堺もついていけなくなり、計画を降りると言います。

そんな堺に光見は、歴史に残るこの計画を堺は記録すべきで、これは正義の真実の記録だと主張し、準備ができたら連絡をすると告げるのでした。

竹下壮一の現在

帰宅した堺のもとに光見の元担任から連絡が入ります。

堺は高校時代に光見を慕っていたという竹下壮一（福澤侑）が、1年ほど前から音信不通だという情報をつかみ、光見によって私刑を執行された者の中に、竹下壮一がいることに気づきます。

竹下の罪は、殺人現場に立ち会い、殺人を止めずに傍観していた罪でした。

自分も竹下と同じく殺人現場に立ち会い、傍観していた罪に当てはまると気づいた堺。

そして自分も殺されるのではと恐ろしくなった堺は、光見の「活動」を記録した動画をネットへアップロードします。

明るみに出た光見の「活動」

動画はあっという間に拡散され、テレビでも取り上げられ、大きな波紋を呼びます。

光見の行為は非難されますが、その一方で熱狂的な支持を得て、信者と呼ばれるものたちも現れます。

一方、堺は警察に連行されたものの証言が認められ、警察の監視付きで家へ戻れることになりました。

指名手配犯となった光見は行方がわからないまま…。

堺と光見の接点

こんな終わり方でよかったのかと考える堺。そこへニュースキャスターの中村（高田里穂）がやってきます。

中村は光見について新たに分かったことがあるから、取材させてほしいと言います。

光見について分かったこと、それは、堺の両親が巻き込まれた曽田村トマトジュース毒殺事件の犯人、須藤玲子の息子が光見だということで…。

とりあえず堺が一線越えなくてよかったと思ったんですが、第3話はそんなこと吹き飛ぶ怒涛の展開の連続でした。

前半の光見はいつもどおり淡々としていて、きれいだなあなどとのんきに見ていたのですが、テロ発言以降は怖くて怖くてしかたなかったです。

それにしても警察が家に来た時、ドアの外に誰がいるのか確認もせずにドアを開けた堺。

危機感なさすぎて心配になりました。

「奪われた僕たち」第3話　考察

第3話を見て気になった考察ポイントはこの3点です。

• 光見と竹下の関係は？
• 光見京の正体
• 光見の真の目的は？

順番に見ていきましょう。

①光見と竹下の関係は？

光見の元担任が竹下について語ったとき、竹下と光見の関係性を「友達というより…」と言いよどんでいました。

元担任は2人の関係をどのように感じていたのでしょう？

信者と言われていた生徒もいたという話も出ていたので、やはり

カリスマ性のある光見を竹下が崇拝していた

という感じでしょうか。

竹下は傍観していた罪で、光見によって私刑を執行されたことが今回分かりました。

予告を見ると、堺と違ってみずから進んで光見に協力しているように見えます。

光見の思想に共感してではなく別の理由で協力しており、それもあって私刑を執行されたのではと予想しますが…。

そのあたりのことは第4話で明らかになりそうですね。

②光見京の正体

光見も被害者遺族では？と予想していましたが、ミスリードだったようです。

光見は過去の事件で堺とつながりがあったことを隠していましたが、嘘は言っていません。

1994年うまれというのは同級生の竹下と同じなので本当の事ですし、両親が健在だというのも、養子縁組した両親のことを言っていたのでしょう。

それにしても堺は光見のことを本当に覚えていなかったのでしょうか？

2007年に起きた事件当時、堺は9歳、光見は12～13歳ぐらいです。

加害者の動機は村八分にされたことで、それほど大きな村でもなさそうなので知ってそうなんですが…。

しかも光見はヒントでも与えるかのように、堺の目の前でトマトを切って食べたり、料理は母親から習ったなどと話しています。

あまり考えたくはないのですが、光見の立場から見ると堺もまた母親を見殺しにした傍観者であり、光見から母親を奪った犯人になるのではないでしょうか？

第三者から見れば逆恨みでしかないのですが、村人が母親を村八分にしたから母親が罪を犯し亡くなってしまった。

堺たちは母親に対して直接なにもしていなかったかもしれませんが、それが光見から見ると見殺しにしたと映ったのかもしれません。

③光見の真の目的は？

光見はいずれ捕まるからその時には罪を償うと言っていました。

行方をくらまして警察から逃げているということは、まだ何かやらなければならないことが残っていると思われます。

そして、今回出てきたテロ発言に違和感がありすぎでしたので、テロ発言をすることで堺に光見の「活動」をバラすように仕向けたのではないかとも考えられます。

それがなにかは予想もつきませんが、光見には「活動」の裏に隠された真の目的がありそうな気がします。

「奪われた僕たち」第3話ネタバレ　まとめ

ドラマ「奪われた僕たち」第3話のあらすじをネタバレありで解説しました。

ラストで堺にかかってきた非通知の電話は、おそらく光見からで間違いないでしょう。

光見が自身の過去を語っていくと考えられる次回が待ちきれません！

「奪われた僕たち」第4話のネタバレ考察はこちら

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