奪われた僕たち6話（特別編）ネタバレ！あらすじと感想◆堺が見た光見のもうひとつの顔

この記事では、ドラマ「奪われた僕たち」第6話（特別編）のあらすじをネタバレありで解説します。

第5話で物語はひとつの結末にたどり着きました。

最終話となる第6話は「特別編」として、在りし日の境と光見が描かれます。

それでは、「奪われた僕たち」第6話（特別編）ネタバレ！あらすじと感想をご紹介していきます！

前回（第5話）のあらすじと考察、感想はこちら

奪われた僕たち5話ネタバレ！あらすじと考察、感想◆17年前の真実が明かされるとき

ドラマ「奪われた僕たち」第5話のあらすじをネタバレありで解説します。

ここから先はネタバレを含みます！ご注意ください！

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「奪われた僕たち」第6話（特別編）　あらすじ

「奪われた僕たち」第6話（特別編）のあらすじをご紹介します。

星河の悩み

指名手配中の光見（荒牧慶彦）の遺体が、曽田村で発見されたというニュースが全国に流れ、光見のピアノ教室にマスコミが取材で押しかけます。

そんななか、ピアノ教室の生徒・奥原星河（味元耀大）は光見との過去を思い出していました。

それは堺（須賀健太）が光見から依頼をうけ、光見の日常を撮影していたころのこと。

その日、堺は星河に取材を行っていました。

堺は星河が発表会で大失敗をしたトラウマから、人前でのピアノ演奏を恐れているということを知ります。

星河は発表会に出たくないのですが、光見が楽しみにしており、良い先生だから嫌われたくなくて打ち明けることができずにいたのです。

もうひとつのトラウマ

一方、堺のもとには太陽テレビのプロデューサー・櫻井（志麿遼平）からメッセージが入っていました。

それは「ドッキリ大検証のネタが足りないからなにか企画がないか」というものでした。

さらに、心を入れ替えるならクビにした堺を戻してやるとも書かれています。

そのメッセージを見て堺は、自分のトラウマもなんとかしないと、と大きなため息をつくのでした。

堺の計画

ふと、星河が光見のことを「ミスなどしない完璧人間」と語っていたことを思い出した堺。

そして星河のために次のような計画を思いつきます。

• 光見がミスしたところを撮影する
• その映像を星河に見せる
• 誰でもミスはするものだと納得する
• ミスが怖くなくなる
• トラウマが解消する

さっそく光見のミスを撮影しようと、堺は四六時中、光見に張り付きます。

掃除中に足をぶつけて悶絶する光見や、間違えてキャラメルを入れて激甘ミネストローネを作ってしまう光見を想像する堺ですが、そのとおりにはなりません。

さらにジムのトレーナーを焚きつけて、光見に体重の1.6倍のベンチプレスをさせるというムチャ振りもしますが出来てしまいます。

他にも早口言葉を言わせたり、なぞなぞを出したり…。

さすがの光見もあきれ顔。

そして光見から怪しまれ追及された堺は、星河のことを話してしまいます。

光見もミスくらいはすると言いますが、光見の話すミスは、むしろカッコいいミスばかり…。

人生で一番のミスはと問うと、ターゲットに逃げられそうになったことがあるなどと言う始末で、さすがにそれは星河には聞かせられません。

どうにも良いものが撮れず困り果てる堺。

そんな堺に光見はある提案をします。

光見の計画

その日のレッスンで、光見は星河に今日は本番だと思って弾くようにと伝えました。

そして光見の「感情をのせて」というアドバイスのとおり、星河はおちついて発表会の曲を弾き終えました。

素晴らしい演奏を終えた星河に、光見はこれなら発表会も大丈夫だと褒めます。

しかし星河は、うまくできたのは誰も見ていなかったからで本番とは違うと言います。

そこで光見が種明かしをします。

実は堺が撮っていたカメラをとおして大勢の観客が聴いていたのです。

星河の演奏には大勢の人を感動させる力があるんだと、光見はあらためて言い聞かせます。

そして、もしミスをして笑うやつがいたら僕が殺してあげると囁きます。

そんな光見に星河は「その冗談は全然おもしろくない」と光見のミスを指摘するのでした。

もうひとつの出来事

実はこの計画の裏にはもうひとつ、ある出来事がありました。

堺は太陽テレビのプロデューサー・櫻井に「人前でピアノが弾けなくなった少年は、再び人前でピアノを弾くことは可能？不可能？」という企画を持ち込んだのです。

不可能にきまってるからひとりでやれと却下されますが、今までの堺に対するやらせの強要とパワハラの証拠の録音をネタに脅すことで、企画をとおしたのでした。

こうして光見の提案によって、星河も堺もトラウマを克服することができました。

今回のことでますます光見のことが分からなくなったという堺に、光見は答えます。

「ただの殺人者ですよ」と。

特別編となる6話は、5話までのダークな雰囲気から一変、とてもやさしい世界でした。

やさしいけれどちょっと頼りない堺と、まったくスキを見せない完璧でミステリアスな光見のやりとりがたくさん見られて大満足です。

星河に言わないでって止められてたのにと言う堺に、それならもっとうまくやらないとと光見が返し、即座に堺が「すみません」と謝るシーンが個人的にツボでした。

そしてそんな堺がプロデューサーの櫻井たちにやり返すシーンはとてもスッキリさせられました。

光見の事件後、星河が光見のことを思い出しながら「笑うようなやつがいたら…」と言って弾き始めるシーンでは泣けてしまいました。

本編は第5話で完結しましたが、今回の特別編があってほんとうに良かったと思います。

本編は怖くて見れなかった方も、この特別編は見やすいと思うのでおすすめです！

そして最後。

光見のミスを撮ろうと撮影した映像を見返していた堺は、ラストで光見のミスを発見します。

そのミスとは…？

そしてそのミスを発見した時の堺の表情がとてもいいです！

こちらはぜひ、見逃し配信等でご自分の目で確かめてみてください！

「奪われた僕たち」第6話（特別編）ネタバレ　まとめ

ドラマ「奪われた僕たち」第6話（特別編）のあらすじをネタバレありで解説しました。

難しいテーマでありながら、とても惹きつけられ、とてもきれいに完結した作品だと思います。

ぜひ、もっとたくさんの人に見てもらいたいと思える作品です。

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