
漫画「優しい人の×し方」は、母親から「王子様」として生きることを求められてきた高校生・一 聖司の物語です。
聖司は、母親の期待に応えられないと責められ、自分の気持ちを押し殺して生きてきました。
そんなある日、踏切にヒールを引っかけた母親から助けを求められた聖司は……。
この記事では、「優しい人の×し方」最新話3話までのネタバレをはじめ、聖司とりいの共通点や結末予想と感想、無料で読める方法について紹介します。
優しい人の×し方 基本情報
- 作者:しだらちより
- 出版社:双葉社
- 掲載:漫画アクション
- ジャンル:サスペンス
※ここから先はネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
↓
優しい人の×し方 1話あらすじネタバレ
一 聖司(にのまえ せいじ)は、母子家庭で母親の英美と暮らす高校生。
英美は聖司に、自分の「王子様」であることを求めており、聖司は幼い頃から母親の期待に応えようとしてきました。
しかし、少しでも英美の意に沿わないことがあると激しく責められ、「死んでやる」と言われます。
聖司は母親の顔色をうかがいながら、自分の気持ちを押し殺して生きることに、限界を感じていました。
そんな矢先、一緒に歩いていた英美が踏切にヒールを引っかけ、いつものように「助けてくれなきゃ死んじゃう」と喚きます。
しかし限界だった聖司は、母親に背を向けて走り去ってしまうのでした。
愛情と呼ぶには重すぎる母の期待に、息が詰まりました。そして、母親が最期に言ったひと言が何だったのか気になります。
優しい人の×し方 2話あらすじネタバレ
聖司が走り去った後、英美は電車にはねられて死亡します。
後日、自宅を訪れた警察から防犯カメラの映像を見せられた聖司は、自分の行動が知られてしまうのではないかと恐れます。
しかし映像に聖司の姿はなく、英美は1人で事故に遭ったと判断されました。
母親の死によって自由になったはずの聖司ですが、長年母親に支配されてきたことで、自分が何をしたいのかさえ分からなくなっていました。
さらに、母親を見捨てたことへの罪悪感に苦しみ、遺骨を抱えて事故現場へ向かいます。
そこで聖司を止めたのが、同級生の林田りいでした。
りいは、あの日聖司が母を見捨てて逃げる場面を目撃していたと告げます。
秘密を告発するつもりはないと言いながら、その代わりに「自分の母親を殺してほしい」という衝撃的な依頼を持ちかけるのでした。
自由になったはずなのに、心は少しも軽くならない。その描写がとても苦しい…。
そして、りいからの依頼は、まったく予想していなかった展開でした。
優しい人の×し方 3話あらすじネタバレ
りいから詳しい事情を聞くため、聖司はりいの家へ向かいます。
そこには、りいの妹や弟たちが暮らしていました。
家の中では子どもたちが自分たちで家事をしており、りいも家族を支える立場になっていることが分かります。
さらに、りいの母親は、りいのことを「パパ」と呼んでいました。
聖司が母親から「王子様」として扱われていたのと同じように、りいも母親から本来なら親が担うべき役割を背負わされていたのです。
りいが自分と同じ境遇だと知った聖司は、思わず自分のことを語り始め、誰にも言えなかった思いをすべて吐き出します。
りいと語り合うことで、聖司はようやく自分の本当の気持ちと向き合えました。
りいは母を殺すつもりですが、すぐには実行できない状況にありました。
ようやく本音を話せた聖司の姿に、少しだけ救われた気がします。ただ、りいが抱える事情は根深そうです。
聖司とりいの共通点は?2人が抱える毒親の違い
「優しい人の×し方」では、一 聖司と林田りいが、どちらも母親との関係に苦しんでいることが描かれています。
2人の家庭環境は一見すると正反対です。
聖司は母親から過剰な期待をかけられ、りいは母親から十分な世話を受けられない環境で育っています。
| 聖司 | りい | |
|---|---|---|
| 母親のタイプ | 過干渉・支配型 | ネグレクト型 |
| 母親から求め られる役割 | 「王子様」 | 「パパ」 |
| 家庭での立場 | 母親の期待に応える | 兄妹の面倒を見る |
| 共通する苦しみ | 子どもなのに母親のために生きることを求められている | 子どもなのに親の役割を背負わされている |
聖司は母親の期待に応え続けてきた
聖司の母親は、聖司に自分を幸せにしてくれる「王子様」であることを求めています。
そのため聖司は、母親の機嫌を損ねないように自分の気持ちを押し殺し、期待に応え続けてきました。
母親から離れたいと思っていても、「自分が母親を見捨ててはいけない」という罪悪感に縛られているのが聖司の苦しみです。
りいは母親の代わりに家族を支えている
一方のりいは、母親から「パパ」と呼ばれており、兄妹の面倒を見るなど、本来は親が担うべき役割まで背負っています。
母親に守ってもらう立場のはずが、家族を支える側になっているのです。
2人の共通点は「子どもでいられなかったこと」
聖司とりいでは、母親から受けている扱いは正反対です。
しかし、どちらも母親との関係によって、子どもとして自分らしく生きることを許されず、親のために生きることを求められているという共通点があります。
聖司は「王子様」、りいは「パパ」という役割を押し付けられているからこそ、2人は互いの苦しみを理解することができました。
聖司がこれまで誰にも話せなかった思いをりいに打ち明けられたことも、2人が似た境遇にいるからこそなのかもしれません。
優しい人の×し方 結末を予想
今後の結末を予想してみます。
聖司はりいの依頼を引き受ける?
聖司は母親を見捨てたことへの罪悪感に苦しんでいます。
そのため、りいから依頼されたからといって、同じように母親を殺すとは考えにくいでしょう。
むしろ、りいとの関わりを通して、聖司が「母親のためではなく、自分の人生を生きる」という考えに変わっていく展開が考えられます。
りいは母親から解放される?
りいも聖司と同じく、母親から本来子どもが背負う必要のない役割を押し付けられています。
そのため、物語の結末では、りいが母親を殺すことだけを目的にするのではなく、母親の支配から抜け出して自分の人生を取り戻す展開になるのではないでしょうか。
聖司とりいの関係はどうなる?
聖司とりいは、お互いに自分の苦しみを理解できる存在です。
特に聖司は、りいに対して初めて自分の本当の気持ちを打ち明けています。
そのため、最終的には2人が互いに支え合いながら、それぞれ母親との関係に決着をつけ、自分自身の人生を歩き始める結末になる可能性があります。
優しい人の×し方 読んだ感想
まず、聖司の母親・英美の言動が怖すぎます。
自分の思い通りにならないと、人前であっても喚き散らし、「死ぬ」「死んでやる」と言って聖司を追い詰める姿は、もはやホラーです。
そして、母親があと50年生きるかもしれないと知り、「母親が死ぬまで付き添うのが自分の人生なのか」と苦しむ聖司には胸が痛くなります。
さらに、母親の葬儀では周囲から「優しくて仕事ができる人」と語られ、聖司が「悪いのは自分なのでは」と自分を責めてしまう展開もつらいところです。
そんな聖司にとって、同じような苦しみを抱えるりいは、救いになる存在なのではないでしょうか。
りい自身も母親との関係に苦しんでいるからこそ、聖司の気持ちを理解できる存在です。
これから2人が一緒にそれぞれの問題に向き合うことで、聖司が母親の呪縛から少しずつ解放されていってほしいと思いました。
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優しい人の×し方 無料で読める?
「優しい人の×し方」は、全巻無料で読むことはできませんが、コミックシーモアで先行配信されています。(2026年10月時点)
コミックシーモアでは現在「優しい人の×し方」の第1話が無料で公開されています。
聖司が母親を見捨ててしまった理由を知りたい方は、まずは無料の第1話をチェックしてみてください。
※無料公開は期間限定です。
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まとめ
この記事では、「優しい人の×し方」最新話3話までのネタバレをはじめ、聖司とりいの共通点や結末予想と感想、無料で読める方法について紹介しました。
聖司とりいは、母親からそれぞれ「王子様」「パパ」という役割を押し付けられ、子どもらしく生きられない環境に苦しんでいます。
そんな2人が出会ったことで、聖司は初めて自分の本当の気持ちを誰かに打ち明けることができました。
今後、聖司とりいが母親との関係にどう決着をつけ、自分自身の人生を取り戻していくのか注目です。
